2馬力カヤック計画 その4は、コストコで買ったペリカンカヤックにエンジンとサイドフロート(アウトリガー)を付けて実際に海で走ってみました。
ちなみにこれまでの記事はこちらです。
出勤前の朝、海は若干荒れていたけれど・・・ちょろっと乗るだけだから大丈夫だろうと砂浜から出艇することにしました。
テトラでウネリがじゃっかん弱められてるけど、少し波があります。普段カヤックをするような凪の時は波はほとんどありません
まぁ、大丈夫だろう
実はこの砂浜は初めてカヤックに乗った場所でもあります。工事でしばらく入ることができなかったけど、あまり知られてないマイナービーチだったのにすっかり綺麗に整備され、砂浜の外側には防波堤と駐車場とトイレまで完備されていました!
もう、夏にこのビーチから出艇することもできなくなるんだろうなぁ。
夏の海水浴シーズンになると出艇できる場所が減っていくというジレンマ
さっそく海に出てみました。
波の来ないタイミングで行こうとしたけど、見事に正面から波に襲われて、もろに水をかぶっちゃった
テンパりながら湾内のベタ凪の所でテストすればよかったと後悔
このペリカンカヤックはスカッパーホール(水抜き穴)が小さいのでなかなか水が抜けなくて、しばらく足元がプール状態でした><
水が抜けきったところでエンジンスタート。
エンジンマウントはしっかり固定されてて大丈夫そうだ
徐々にスピードを上げてみる。
フルスロットにしても思ったよりも数段遅い
義父のミニボートBIC245に2人で乗った時は、パースンの新品エンジンでハーフスロットで時速6キロ。3/4状態で時速9キロ出てたのでちょっと期待ハズレだったよ
軽いカヤックならもっとスピード出るかと期待したんだけど、さすがに30年以上前のこのエンジンでは仕方ないか
ウネリがあり、狭いテトラの内側での走行だったから写真も速度を測る余裕もなかった。。。たぶん5、6キロ位しか出てないんじゃ?
手漕ぎとほとんど変わらない速度じゃん。。
浮いてみて改善点がいくつか解りました。
①エンジン側が重くてカヤックがかなり右に傾く。
②エンジンのハンドルが長すぎてシートにぶつかって左に曲がりずらい。
③エンジンで巻き上がった水が後部のラケッジスペースに流れ込みプール状態。
後日、この問題を少しでも改善しようと改良してみました。
まずはハンドルから。
もとのハンドルがこの状態。もろにシートの背もたれに干渉します^^;
適当に当たらない所にしるしをつけてカット。
こぶし一つ分くらい短くなりました。
次はカヤックが右に傾く問題。
これはエンジンの重みとアウトリガーの重みが右側にくるのである程度仕方ないけど、フロートの位地が高すぎたのでフロートを下げる事にしました。そもそもフロートは横揺れ防止より浮力アップの為に付けてるので水にちゃんと浸かってないと意味がないよね
パドリング時は水の抵抗が増して邪魔になるけど
この状態から
こうしてみました。若干フロートが下がったはず!
左のフロートの高さはそのままにしておきました。こっちは水に浸かってない方が抵抗にならなくていいはず。
というか、バラストの役目を果たしているかもしれないけど、なくてもいい気がするw
今日、どのくらい改善したか試してみようと出勤前の早朝に海に行ってきました。
今回は波の無い湾内のベタ凪の所に行きました。
セッティングをしていると・・・あれ?サイドフロートを付ける横棒を忘れてきた
せっかく早起きしたのに・・・><
家まで往復15分くらいだけど、テストは中止にしました。
そのかわり・・・・
会社のコイと金魚がいる池に浮かべてみました
何しに会社にいってるんだかw
浮かべてみるとやっぱりカヤックが右に傾いてしまします
乗り込んで自分が左に体重をかければ真っ直ぐにはなるんだけど疲れそう。
これ以上フロートを下げるとカヤックの艇底よりフロートが下がっちゃいそうだしなぁ><
というか、左側のフロート必要ないんじゃ?
うーん。
とりあえず、このままでいいか・・・
さすがにコイの池で2ストエンジンをかけたら大変な事になるので、次は海で試してみようと思います。
そういえば改善点③の後部のラケッジスペースがプール状態になる問題はどうやって解決しよう・・・。
エンジンにスタビライザー付けたらエンジン後部の波の盛り上がりが少なくなるのだろうか?
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